
英語講師中山じゅんいちのホームページ
先生はこんな雰囲気
標準クラス(高2相当)
実戦力を伸ばすための準備段階に相当するクラスです。精読を中心に、英訳、文法、読解、自由英作をバランスよく学びます。「比較的難度の高い文を、時間をかけて読めるようにする」というのがテーマです。
来るべき受験学年に備え、難度が高めの問題を多く扱います。素材となる問題は、主に東京大、京都大、一橋大、旧東工大、大阪大、早稲田大、慶応大から採ります。また、志望者自体はいないものの質の高い問題が多い、という理由で奈良女子大、神戸外国語大、京都府立大などの関西の大学からも多くの問題を採用しています。
受験生の当たる壁とは、すなわち時間制限です。この厳しい制限時間で全文を読み通すには、正確性と速さを兼ね備えた力が必要。このクラスでは、この力の体得に必要な条件の片方である「精読力」を伸ばします。最終的に、「時間をかければ合格点を取れる」という状態になることができれば、目標達成でしょう。
自分が正しく読めているのかどうかは、実は生徒本人では判断ができません。講師の手による採点・添削を通して初めて、自分の力を客観的に捉えることができます。ぜひ成増塾・中山講座で、生徒一人一人の細かいところまで講師の目が届くという環境の中、難問にチャレンジしてください。
本講座の特色
やや難しめの精読テキスト
入試問題を解くにあたって受験生を悩ます最大の壁はスピードです。難関大はどこも制限時間が厳しい。では、この壁を超えるには何が必要か。意外にもこれは精読力が答えです。スピードを意識して上げることはできません。受験生にできるのは、精読力を地道に上げることだけ。この結果、スピードが気づかぬうちに上がっていた、というのが理想の勉強です。
次に多い悩みは、長文の内容が頭に入ってこないというものでしょう。これも鍵は精読力にあります。構造を捉える力の弱い受験生は、精読に気を取られ、内容に注意を払う余裕が無い。この結果、一文ずつぶつ切りに文章を読んでしまい、「木を見て森を見ず」の状態になってしまっています。この壁を破るためにも精読力が必要です。徹底的に構造を把握する技術を頭に叩き込めば、文を読む際に精読に注意を払う必要がなくなります。つまり内容に気を向ける余裕が生まれる。間接的に、精読の練習は文脈を捉える力を補助していると言えるでしょう。
テキストのサンプルは[ここ]から。
一文を徹底的に読み込みます。



解法に焦点を当てた読解練習
標準クラスでは解き方にフォーカスを当てて読解問題を解きます。ここで基本的な解法を抑え、入試演習クラスでの演習に備えましょう。
一定のレベルを超えた英語の入試問題は、現代文の要素を含みます。標準クラスの読解練習講座は、現代文の読解で使う解法を利用し、英語の読解に活用することを目指す授業です。
本来、小細工をせずにテキストと対峙し、内容を理解して問題を解くことが理想です。しかし、それはあくまでも理想。解法を利用できるようにしておくに越したことはありません。【並列】、【論理の貫通】、【切られ役】などの現代文でもよく見られる解法に加え、【代名詞と定冠詞】、【仮説、実験、結論】などの英語特有の着眼点や論理展開にも触れます。



英文法に基づいた英作文テキスト
標準クラスでは「文法的に正確な文章を書ける力」を養成します。本来、英文法は正しく読むため、書くための道具として位置付けるべきです。基礎クラスで習得した基礎文法を利用して、正しく英文を書く練習をしましょう。
ライティングで生徒が陥りやすい罠は、「日本語を直訳して英文を書く」というもの。日本語と英語は異なる規則に基づいていて、特に時制や修飾関係の分野では、英文を書く際に日本語を全く参考にできません。「英文法に則って考える」という思考の習慣をしっかりと身に付けましょう。


